オフセットの重要性・・・。
実は、オフセット(今はインセット)凄く重要で、外に出してツラ位置・アライメント調整~ハンドル取られ~乗りずらさ が方程式になります。画像はウチのVR-4モンテを独自の思想で寸法を出したのですが、ステアリングをすえぎりでタイヤにモジリ跡が付いているのを確認してください。タイヤのほぼ中心に来ています。つまりこのフロントのストラット形式では転舵軸はこの渦の中心です。ヨーロッパ車のほとんどが重要視しているスクラブ半径です。VWゴルフ等はパンクしてもステアが取られにくい設計になっていますがココがミソになっています。ウチのはキャスター増大のフロントorリアは 冬で9Jを4本オフセットは40でおさめないと渦の中心がココになりません。ロアアームを伸ばしてとか太いタイヤとかはココを考慮すると快適+運動性能に反映され機能美学に満たされると想います! キャスター転舵軸は対地キャンバーで切り込めばグリップです。
ツラはこれです。
ここが重要です。
ロールセンター or Hiキャスターロアアーム or エボ6ナックル
まあ、この場合は一度に行くしかないのですね。ここまで施すと、車体の運動性能がかなり変わります。
ロールセンターで、アーム位置補正、キャスターで直進性と転舵キャンバー見直し、エボ6ナックルでハブベアリング強化となります。これは、E39AのZR-4とVR-4用ですが、こういう足回りのチューニングは他の車種にも応用が利きますので随時、他の車種も開発していこうと想います。(下が加工アーム)キャスターを寝かし直進安定性確保と高速コーナーリングを実現します。ステア角が大きくなるほど対地キャンバーが強くなります。アダプターを装着するとアームはこの位置です。車高にあわせて位置をきめます。この時、タイロッドの位置関係も重要な要素です。