所有者と所有車、創り手、それぞれの喜び!!
さて、お題目の通り、
勿論所有者は感情の持ち主(人間)なので
心からの叫びが聞こえてきますが、
こと所有車は?と云うと
触れていないと感情が伝わってきません!
今回、大幅な予定変更(軌道正??)があり、
車体剛性を向上とドレスUP(機能美学ともいいます)
も兼ねロールゲージを施す事になりました。
勿論効率よく、張り巡らせる予定であります・・・。
しかし、その前に、詳細をちらほら、、。
当然のごとく、両者が僕に求めてくるのは・・・
人車一体感!!
そのため試行錯誤を強いられます。
車両個性・・乗り味・・しっくり来る一体感・・
格好良さ・・スムーズさ・・etc・・・。
この車両に触れていると、
その求められる志が伝わってきます。
完全なる・専用機・を求めているので、
まず、シート高さ純正比、
-40mm(左側運転席)・-60mm(右側助手席)、
後方値、純正比、
-100mm(左側運転席)・-120mm(右側助手席)、
に設定。
MTのユニットの高さor前後位置を所有者から、
計算で割り出し位置決め設定。
専用機であるためのコックピットなので
ダッシュボードのホースメントを大加工、
ダッシュボード自体も加工を施し
ステアコラムベースの位置決め溶接。
なにしろ、
お題目項目に・左ハンドルに加工・があるので、
左ハンドルダッシュボード用に総て加工です。
左ハンドルダッシュボードも大加工の末
48mm下げる事ができました。
当初、左側運転席高さ-40mmなので
メーターフードで全く前が見えない状態でした。
まぁ、詳細は画像にて(笑。
そして、まだ先ですが、
欧州外国車らしく熱線反射硝子がインストールを待っています。
すべて、持ち主のための位置決め設定です。
持ち主のためだけの車両・・
特注(ご本人様の専用機)の車両です(笑。
そういえば、追記。。。
この引き取っている、車両お預かりにて、
代車が出動しているのですが、
こちらを、ご紹介したいと思います。
と言うのも、本来、基本経費がかさむ為用意はしません。
今回は、以前手に入った下取り車を
わざわざ新規で車検取得し用意しました。
本来別途費用の貸し出しとなります。
(実際費用請求した事はありません。。)
しかも、汎用で誰でも乗れるのが代車の意。
ここまですると、いくらなんでも、
正直取り返しがつかなくなります。。。
しかも、ちょっと楽しみが沸いてしまい、
悪い癖が出てしまいました。。。
まずは、参照で。。。
まぁ今回、製作車両自体、
運転するにかなりのハンデが伴うので、
あらかじめ、この程度の状態で特訓をしていただこう・・
[せっかくなら、楽しく、日ごろの練習代として、
これで特訓しよう!!]
と言う狙いがあります。
製作車両が完成し、
操作ミスで破損させないよう、代車で特訓です。
用意にあたり、持ち主の必要の無いパーツの流用、
せっかくなのでと、格好良く製作いたしました。
このアルトは、旧企画ナローボディ(幅が小さい)に
乗用車サイズのホイルとタイア
185/35R17+7Jx17・inset3?mmと、
チタン風オーバルテール特注マフラー
(マフラーの出口はこのクリアランスでも
バンパーに全く当たりません。
勿論マフラーリングはノーマル仕様です。)
・即席加工調整式ラテラルロッド・インナー取り外し・ツメ折・車高下げ。
勿論・4WD。
僕のスタイルである{デザイン者を尊重}を貫き通しています。
先日の帰り際に手をかけ、何とか間に合わせました。
初期ナローボディにこのサイズは苦労しましたが。。。
まぁ、なにより、操作が問題で、慣れてもらう、
もしくは、意識着け をしていただくしかなく、
つまり
格好良さ+乗りずらさ=乗りこなす醍醐味
この教訓は、必ず、完成車両で役に立ちます。
段差乗り越えでハンドル真っ直ぐ
が僕の中で基本中の基本操作なので、
ベタ車高+フロントツライチは
これがベストな操作になります。
よく、17クラウンや、
18マジェスタ等VIP系ベタ車高は、
どうやら、あらかじめ車体を縁石に寄せ、
ハンドルを切り最初にタイアを縁石に乗せるようですが、
僕のスタイルでは、
まず、ボディがノーマルでホイル幅でノーマル比約9cm、
タイア外径で約4cm大型化ですので、
狭い段差乗り越えでは曲がりきれません。
ですから、一度素通り(スタンドやコンビニ等)し、
段差確認し、平らな路面であらかじめ進入角度を決め、
角度計算をしながらスタンドやコンビニ等の段差乗り越え、
ハンドル真っ直ぐで進入します。
タイアが真っ直ぐだと、
フェンダー内なので沈み込んでも全く問題なしです。
{狭い段差乗り越えハンドル真っ直ぐ}
これが方程式になります。
格好良さ+乗りずらさ=乗りこなす醍醐味
これが、快感になると、取り返しがつかなくなります(笑。。